平成27年 10月 定例会 『グローバルの時代だからこそ見直すべき和の空間』
日 時 | 平成27年10月28日(水) |
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場 所 | 豪農の館「内山邸」 アフターセミナー : 万里摩理 |
参加人数 | 24名 アフターセミナー : 17名 |

セミナー
昨今、インテリアコーディネートの仕事の中でも住宅の洋風化に伴い、本格和室に関わる機会が減ってきました。こんな時代だからこそ和の空間の知識を高めようということで、10月定例会は、全国各地の文化財建造物の調査修復に従事されていらっしゃる職藝学院の上野教授をお迎えいたしました。「グローバルの時代だからこそ見直すべき和の空間」と題し、場所は、国登録有形文化財でもある、「豪農の館 内山邸」にて開催いたしました。セミナーの前半は、和の建築文化から寝殿造や書院造の特徴を学びました。セミナー後半は、内山邸の表門、入口に続くアプローチ、また素晴らしい座敷や月見台、3つの茶室を見学。上野先生より随所に見られる特徴的な構造やしつらえについて解説をいただき、和風建築の美を感じる大変有意義な時間となりました。

アフターセミナー
アフターセミナーは、内山邸から移動し呉羽山にある「万里摩理」にてランチの時間といたしました。旬の魚や野菜をふんだんに使った、富山やくぜん認定「富山やくぜん美食ランチ」を皆でいただきました。会場の窓からは、呉羽山の自然と富山市街も眺望しながら、上野先生との会話も弾み、楽しいアフターセミナーとなりました。

( 菊野 記 )