ICCトヤマの活動

令和4年 11月 定例会 『ポップアートのある暮らし』

日 時 令和4年11月30日(水)
場 所 オーバードホール・ハイビジョンシアター
参加人数 会員 8名 / 一般の方 11名 / 講師関係者 7名

セミナー

セミナーの様子

今回のセミナーは、富山市民文化事業団で芸術監督をされている須藤晃氏をお招きし、ポップアートのお話を伺いました。音楽プロデューサーや作詞家のお仕事を生業とされているにも関わらず、ご自身のアートコレクションでアートイベントを開催するほど ポップアートに傾倒しておられる須藤氏の半生を、お話していただきました。
富山で育ち東京へ進学しそのまま就職したにも関わらず、晩年には空き家になった実家でもう一度暮してみたいという思いが募ったそうです。それからは、ご実家にポップアートを配した家づくり・部屋づくりを始められたということです。
1Fの和室:金箔がほどこされた仏壇横の床の間には、マイケルジャクソンのサインが入った ゴールドの肖像画を並べて飾られてます。襖は、スターウオーズのアートワークを張り直しました。
2Fの兄弟のお部屋:壁は隅からすみまで、大小様々な物凄い数のBE@RBRICK(ベアブリック)が敷き詰められた、コレクターの部屋になっています。
これらをオーバードホールのハイビジョンシアターの大きなスクリーンで拝見すると、インテリアの構成に圧巻されました。真壁の日本家屋がポップアートで引き立ち、大人の遊び心があふれた斬新なスタイルのインテリアだと感心いたしました。
また 須藤氏は、市民プラザでのアートイベント”TOYAMA CITY POP WAVE"を2009年から5年間企画・制作されました。海外で親しまれている風刺画などのストリートアートもいち早く取り入れられましたが、当時の富山の人には早すぎて響かなかったようですが....
今後さらなる企画をお持ちのようで、とても楽しみです。

( 富増 記 )