平成28年 9月定例会『高齢者の整理収納』

日時	平成28年9月14日（水）
場所	高岡テクノドーム会議室Ａランチ：ル・プルミエ
参加人数	24名ランチ： 20名

セミナー

整理の教室WAKEWAKE(ワケワケ)代表の村松淑子さんを講師に迎え、高齢者の整理収納について教えていただきました。更に加齢よる体の変化に伴い、使い勝手も変わることを丁寧に教えて頂き、そこを踏まえてどう住環境を整えていったらいいかも実例をもとに、教えていただきました。

整理収納では、「捨てる」ことに抵抗感があるので、毎日使うモノを手近な所に残し、あまり使わないモノは奥にしまう(移す）ことを勧める。捨てていないので精神面でも安心感を得ることができ、日常生活の使い勝手もよくなる。

加齢による体の変化では、つまずくことが多くなるので、床に置いてあるモノから整理収納することで、掃除もしやすく安全に配慮した動線に整えることが出来る。また、一日がかりの作業も負担になるので、整理する場所は引出し1ヶ所など、短時間でできることから着手する。

とかく整理収納は、納戸等の大型収納スペースから着手し、不用品を捨てることと思いがちですが、先ずは身の回りから見直し、使い勝手の観点から場所の移動だけでも十分な整理収納になること、そして整理収納は1度で完了ではなく、使い易さは変わっていくものと考えるといいことがわかり、整理収納への新しいアプローチを考えるきっかけになったと思います。

ランチ

『ル・プルミエ』でランチを頂きました。肉料理はボリューム満点で、食べきれるか不安でしたが、パンをおかわりするくらいソースまで美味しくいただきました。5卓に分かれての食事となりましたが、どのテーブルも賑わっていました。村松先生とご一緒したテーブルでは、子供の整理収納など相談にのっていただく場面もあり、時間が経つのを忘れてしまう程、話の尽きないランチタイムでした。

( 南場・菊池記 )