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中村滝雄展-鉄・知覚の陰翳砺波市在住の金属彫刻家・中村滝雄は、抽象形態の金属彫刻による、重厚でありながらも洗練されたフォルムの作品を発表しています。中村の制作は、金属の冷たく硬いイメージを払拭するかのように、彫刻家の手によって熱と力を加え、素材と共振することで、新たな形と質感を生み出します。それらの作品群は、物質に内在するエネルギーを表出させ、内に秘める金属の表情を美しいフォルムに結実させています。 1978年には第1回エンバ賞美術展で「国立国際美術館賞」を受賞するなど高い評価を得ています。また現在は、富山大学芸術文化学部の教授として、若手作家の育成にも尽力しています。 そして今回は天井高のある発電所美術館の展示空間を最大限に活用した作品で、熱と打撃によって一部分を曲げた60本の鉄棒を天井からワイヤーによって吊るし、複雑に交錯しながら空間を埋め尽くす、「鉄の森」のような全く新しいイメージの新作を現地制作いたします。 < Webサイトより抜粋 > 会 場 : 下山芸術の森 発電所美術館 会 期 : 2008年 4月26日(土) ~ 6月22日(日) 料 金 : 一般 500円、高・大学生 300円、中学生以下無料
○ 詳しくはホームページをご覧ください。 |